着順、馬番を使ったサイン

 

 

 

【着順を使ったサイン】

★パターンA
 隣の馬と2頭で見て、当該馬の前々走着順と、隣の馬の前走着順が同じ場合、連対候補となる。
※着順を使ったサイン、馬番を使ったサイン全てに共通することだが、2ケタ数字の場合は10=10、11=11、12=12のようにそのままの数字で見る場合と10=0、11=1、12=2のように下1ケタで見る場合とがある。

(例)平成14年 『桜花賞(GT)』

    馬   名 前々走着順 前走着順
14 ツルマルグラマー   L着  K着
15 アローキャリー   A着  G着 1着

 

 平成14年の『桜花賞(GT)』で1着したのは、7枠N番アローキャリー。アローキャリーの前々走着順がA着で、隣馬に該当する、7枠M番ツルマルグラマーの前走がK着なので12=2と見て、2.2のパターンAがあった。

 

★パターンB
 隣の馬と2頭で見て、前走着順と、前々走着順がすべて同じ場合、連対候補となる。

(例)平成14年 『報知杯弥生賞(GU)』

    馬   名 前々走着順 前走着順
10 モンテブライアン   @着  @着
11 ローマンエンパイア   @着  @着 2着

 

 平成14年の『報知杯弥生賞(GU)』で2着したのは、8枠J番ローマンエンパイア。ローマンエンパイアの前走着順が@着で、前々走着順も@着。隣馬に該当する8枠I番モンテブライアンの前走着順が@着で、前々走着順も@着となっていて、2頭の前走着順と、前々走着順がすべて同じ@着となり1.1.1.1のパターンBがあった。

 

★パターンC
 隣の馬と2頭で見て、前走、前々走の4つの着順が1.2.3.4のように順番になる数字が4つそろっている場合、連対候補となる。

(例)平成14年 『京都記念(GU)』

    馬   名 前々走着順 前走着順
ナリタトップロード   B着  I着 1着
10 グロリアスドータ   A着  @着

 

 平成14年の『京都記念(GU)』で1着したのは、8枠H番ナリタトップロード。ナリタトップロードの前走着順がI着で、前々走着順がB着。隣馬に該当する8枠I番グロリアスドータの前走着順が@着で、前々走着順がA着となっていて、2頭の前走着順と、前々走着順が0(10=0).1.2.3のパターンCがあった。

 

★パターンD
 両隣の馬と当該馬の3頭で見て、当該馬の前々走着順と、両隣馬の前走着順が1.2.3.のように順番になっているケースでは、当該馬(真ん中の馬)が連対候補になる。

(例)平成14年 『日経賞(GU)』

    前々走着順 前走着順
アクティブバイオ   A着  A着
タップダンスシチー   @着  @着 2着
ペインテドブラック   F着  L着

 

 平成14年の『日経賞(GU)』で2着したのは、5枠D番タップダンスシチー。タップダンスシチーの前々走着順が@着。隣馬に該当する4枠C番アクティブバイオの前走着順がA着。もう1頭の隣馬に該当する6枠E番ペインテドブラックの前走着順がL着で1.2.3(13=3)のパターンDがあった。

 

★パターンE
 当該馬の前走と3走前の着順と、隣の馬の前々走着順が1.2.3.のように順番になっている場合、当該馬が連対候補になる。

(例)平成14年 『高松宮記念(GT)』

    馬   名 3走前着順 前々走着順 前走着順
メジロダーリング   A着    L着  L着
アドマイヤコジーン   K着    @着  @着 2着

 

 平成14年の『高松宮記念(GT)』で2着したのは、5枠H番アドマイヤコジーン。アドマイヤコジーンの前走着順が@着、3走前着順がK着。隣馬に該当する4枠G番メジロダーリングの前々走着順がL着で1.2(12=2).3(13=3)のパターンEがあった。

※パターンC、D、E、の場合、1,2,3,4,や4,5,6,7のように連続した数字の配列以外に、2,4,6,8,のように、1つ飛んだ規則的な数字の配列や、3,6,9、12のように、2つ飛んだ規則的な数字の配列によるものも有効である。馬番を使ったサインも同様である。

 

【馬番を使ったサイン】

 使い方は“着順を使ったサイン”とほとんど同じで、上記の“着順を使ったサイン”で見ていた数字を、“着順”ではなく“馬番”の数字に換えて見るだけである。

★パターンA

(例)平成14年 『皐月賞(GT)』

    馬   名 前々走馬番 前走馬番
アドマイヤドン   @番  G番
メジロダーリング   A着    L着  L着
アドマイヤコジーン   K着    @着  @着 2着

 

 平成14年の『高松宮記念(GT)』で2着したのは、5枠H番アドマイヤコジーン。アドマイヤコジーンの前走着順が@着、3走前着順がK着。隣馬に該当する4枠G番メジロダーリングの前々走着順がL着で1.2(12=2).3(13=3)のパターンEがあった。

※パターンC、D、E、の場合、1,2,3,4,や4,5,6,7のように連続した数字の配列以外に、2,4,6,8,のように、1つ飛んだ規則的な数字の配列や、3,6,9、12のように、2つ飛んだ規則的な数字の配列によるものも有効である。馬番を使ったサインも同様である。

 

【馬番を使ったサイン】

 使い方は“着順を使ったサイン”とほとんど同じで、上記の“着順を使ったサイン”で見ていた数字を、“着順”ではなく“馬番”の数字に換えて見るだけである。

★パターンA

(例)平成14年 『皐月賞(GT)』

    馬   名 前々走馬番 タイガーカフェ   G番  G番 2着

 

 平成14年の『皐月賞(GT)』で2着したのは、5枠H番タイガーカフェ。タイガーカフェの前々走馬番がG番で、隣馬に該当する、4枠G番アドマイヤドンの前走が同じG番なので8.8のパターンAがあった。

 

★パターンC

(例)平成14年 『日経新春杯(GU)』

    馬   名 前々走馬番 前走馬番
タップダンスシチー   D番  F番
トップコマンダー   E番  G番 1着

 

 平成14年の『日経新春杯(GU)』で1着したのは、4枠C番トップコマンダー。トップコマンダーの前走馬番がG番で、前々走馬番がE番。隣馬に該当する3枠B番タップダンスシチーの前走馬番がF番で、前々走馬番がD番となっていて、2頭の前走馬番と、前々走馬番で5.6.7.8のパターンCがあった。

 

★パターンD

(例)平成14年 『日経新春杯(GU)』

    馬   名 前々走馬番 前走馬番
10 ブリリアントロード   B番  N番
11 ホットシークレット   E番  B番 2着
12 ヒシマジェスティ   C番  M番

 

 平成14年の『日経新春杯(GU)』で2着したのは、8枠J番ホットシークレット。ホットシークレットの前々走馬番がE番。隣馬に該当する7枠I番ブリリアントロードの前走馬番がN番。もう1頭の隣馬に該当する8枠K番ヒシマジェスティの前走馬番がM番で4(14=4).5(15=5).6のパターンDがあった。

 

★パターンE

(例)平成14年 『フェブラリーステークス(GT)』

    馬   名 3走前馬番 前々走馬番 前走馬番
11 ゴールドティアラ   J番   E番   C番
12 トーシンブリザード   N番   F番  M番 2着

 

 平成14年の『フェブラリーステークス(GT)』で2着したのは、6枠K番トーシンブリザード。トーシンブリザードの前走馬番がM番、3走前馬番がN番。隣馬に該当する6枠J番ゴールドティアラの前々走馬番がE番で4(14=4).5(15=5).6のパターンEがあった。

※馬番を使ったサインの“パターンB”は、ほとんど出現しない。したがって馬番を使ったサインはパターンA、C、D、Eの4つである。

 

 

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